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・修正用雑記帳その2

第14章「ドブと温泉とゆでたまごとメタン」関連
・昨日箱根に行って「仮説3 温泉街で放屁してもばれないはずである。」の検証を行なった。
 放出試験は行なえなかったが、結論は「温泉街のにおいはドブ川のにおいとは少し違う」であった。
温泉街が純粋に硫化水素のにおいであるのに対して、ドブ川はメチルメルカプタンなどほかのガスのにおいも混じっているような気がする。
 ところで、温泉街で嗅ぐ硫化水素のにおいは、「卵の腐ったにおい」であるどころか、一種の食欲を誘うようないいにおいに感じられるから不思議だ。

・さらに後日、熊本県の阿蘇山火口付近売店内で放出実験に成功した(売店の人ごめんなさい)。
 実験時の火口の状況は火山性ガスによる立ち入り規制がされており、硫化水素、亜硫酸ガスともに濃厚という好条件であった。
 結果は、「硫化水素臭はばれないがメチルメルカプタン臭はばれる」。
 一般に硫化水素の出るおならは消化不良でおなかが痛いときだけで、その他のおならはメチルメルカプタンなどが主役だから温泉街だからといって安心してはいけないことが分かった。
 なお立ち入り規制解除後、火口付近でも実験を試みたが風が強くて実証不可能であった。

「途中版あとがき」関連
・年末にガソリンスタンドに行ったら洗車する人が殺到していてびっくりした。こうしてきちんと下水道の整ったところで洗車する人も多いのだなと思った。
 と思いきや、某田舎町を通ったら、家の庭先で泡だらけで洗車しているオジサンがいた。田舎は洗車できるスタンドもないだろうから、こうしてドブ川創出に貢献する人も多そうである。
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プロフィール

大石俊六

Author:大石俊六
掲載雑誌
雑誌「『広告|恋する芸術と科学』2014年10月号(特集|Tokyo River Story 東京、川ろうぜ。)『私はどうしてドブ川を覗き込んでしまうのか』

マーガレットプレス 連載『ギモンの細道』

・「ラミネート」
(第10号/ラミネートを発明した人はコンブを手本にしたのではないか、の巻)

・「人馬平安散」
(第9号/「金はなぜ貨幣に使われるのか」を調べていたら四ツ谷駅前のハイフキヤドラッグにたどり着く、の巻)

・「恋とはどんなものかしら」
(第7号/オペラ『フィガロの結婚』で資本主義の発展の秘密にたどり着く、の巻)

・「神社と石橋」
(第6号/神社の前にはなぜ石橋があるのか、の巻)

・「夏帽子製造工場」
(第5号/鮫洲にあった紙帽子工場を調べたら横浜の三渓園にたどり着く、の巻)

・「イベリア半島の睡魔あるいは美しき怠惰」
(第4号/スペイン人はただ暑いからという理由だけで昼寝しているのか、の巻)

・「靴下のゴムはなぜ伸びるのか」
(第3号/靴下のゴムが緩む原因を調べたら長篠の戦にたどり着く、の巻)

・「シュロの奏でるハ短調」
(第2号/シュロの木を植える習慣は南国への憧れのほかにもうひとつ理由がありそうである、の巻)

また、季刊collegio(38,39号)には「水路敷区道扱い」というエッセイを書いています。
・「戸越公園の水路敷」(38号)
・「水路敷と銭湯」(39号)

その他の作品(文芸誌「フノリ」に掲載)
・「海抜の季節風」(渋谷川暗渠区間の高度をしつこく探求)
・「着席自由権」(パリのカフェのカウンター席とテラス席の料金差と客の滞在時間の関係を現地でしつこく調査)

カテゴリ
「日本のドブ川」カテゴリを廃止して「法律からアプローチする」を新設しました。ドブ川を全国レベルで捉えると、どうしても法律の話メインになるのでこのように変更しました。(H26.11.15)
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