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・修正用雑記帳その15(「この水は飲料水として使用できます」関連)

ホテルの館内案内


第55章 「この水は飲料水として使用できます」関係

 このテーマにぴったりなホテルに宿泊したので、同章冒頭の画像をその時のものに差し替えた。
 今回宿泊したのは福井と金沢のホテルである。福井は築30年は超えているとみられる好物件で、予想通り飲料水シール有りであった。

 しかし金沢のホテルは開業10年未満で新しいにもかかわらず、こちらにも飲料水シールがあった。私はホテル用水を井戸水で賄うのは昭和のビジネスホテルの風習だという先入観を持っていたのでこれは意外であった。半信半疑に飲料水蛇口(水道水)と風呂水用蛇口(井戸水)を飲み比べてみると確かに味が違う。飲んでのどを通るときに、飲料水蛇口のものは「当たりが硬い」感じがするのに比べ、風呂水蛇口のものはまろやかさが感じられ、のどの奥でかすかに甘味を感じるというところが違う。

 北陸地方は太平洋側の大都市と違って水質的には恵まれているように見えるが、それでもこのような違いがあるところが新発見であった。
 ところで、ホテルのポットの湯を沸かすためなら、滅菌された水道水を使用する必要はない。重金属など有害物質の心配さえなければ、むしろ風呂用の井戸水を沸かしてお茶を入れるほうがいい味になるのではないか、との考察に至ったことも収穫であった。

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プロフィール

大石俊六

Author:大石俊六
掲載雑誌
雑誌「『広告|恋する芸術と科学』2014年10月号(特集|Tokyo River Story 東京、川ろうぜ。)『私はどうしてドブ川を覗き込んでしまうのか』

マーガレットプレス 連載『ギモンの細道』

・「ラミネート」
(第10号/ラミネートを発明した人はコンブを手本にしたのではないか、の巻)

・「人馬平安散」
(第9号/「金はなぜ貨幣に使われるのか」を調べていたら四ツ谷駅前のハイフキヤドラッグにたどり着く、の巻)

・「恋とはどんなものかしら」
(第7号/オペラ『フィガロの結婚』で資本主義の発展の秘密にたどり着く、の巻)

・「神社と石橋」
(第6号/神社の前にはなぜ石橋があるのか、の巻)

・「夏帽子製造工場」
(第5号/鮫洲にあった紙帽子工場を調べたら横浜の三渓園にたどり着く、の巻)

・「イベリア半島の睡魔あるいは美しき怠惰」
(第4号/スペイン人はただ暑いからという理由だけで昼寝しているのか、の巻)

・「靴下のゴムはなぜ伸びるのか」
(第3号/靴下のゴムが緩む原因を調べたら長篠の戦にたどり着く、の巻)

・「シュロの奏でるハ短調」
(第2号/シュロの木を植える習慣は南国への憧れのほかにもうひとつ理由がありそうである、の巻)

また、季刊collegio(38,39号)には「水路敷区道扱い」というエッセイを書いています。
・「戸越公園の水路敷」(38号)
・「水路敷と銭湯」(39号)

その他の作品(文芸誌「フノリ」に掲載)
・「海抜の季節風」(渋谷川暗渠区間の高度をしつこく探求)
・「着席自由権」(パリのカフェのカウンター席とテラス席の料金差と客の滞在時間の関係を現地でしつこく調査)

カテゴリ
「日本のドブ川」カテゴリを廃止して「法律からアプローチする」を新設しました。ドブ川を全国レベルで捉えると、どうしても法律の話メインになるのでこのように変更しました。(H26.11.15)
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